<公園の概要>

この地域は1938年に水戸陸軍飛行学校、大日本帝国陸軍水戸飛行場が建設され、第二次世界大戦後の1946年6月には、アメリカ軍水戸射爆撃場として利用されていました。その広大な跡地には 1973年3月15日に日本国政府に変換され、「首都圏整備計画」の一環として整備されたものです。

1979年に事業着手、1984年に造成工事が開始され、1991年に約70haが開業しました。その後、何度も拡張を繰り返し今に至ります。

公園の総面積は350haにも及んでいます。この面積は東京ディズニーランドの5倍程度の面積にあたりますが、実際に公園として利用されているのは南側の191.9ha(開業中の面積)で、全体の約55% に留まっています。

茨城県内における花の名所の一つでもあり、4月頃のスイセン・チューリップ、5月頃のネモフィラ、10月頃のコキア(ホウキグサ)などの時期には、キャンペーンイベントも行われます。

   ひたち海浜公園 年表

~ひたち海浜公園 年表~

年代 内容
1979年 事業着手
1984年 8月9日-都市公園を設置する区域が決定 11月26日-工事着手起工式
1991年 10月5日-第一期開園
1995年 3月16日-たまごの森他 追加供用
1996年 4月1日-ひたちなか自然の森他 追加供用
1997年 4月1日-林間広場、記念の森庭園 追加供用
1999年 7月17日-ファミリーパークゴルフ、BMX・MTBコース、南口駐車場他 追加供用
2000年 4月15日-南口駐車場 追加供用   8月-ROCK IN JAPAN FESTIVAL
2001年 7月20日-砂丘ガーデンオープン
2004年 10月6日-海浜口(風のゲート)供用
2005年 3月18日-ひなの林 供用
2006年 7月22日-砂丘観察広場 供用
2008年 4月20日-みはらしの丘、みはらしの里一部供用
2009年 4月18日-砂と海の林、みはらしの里サイクル園路 追加供用
2010年 10月-みはらしの里・多目的広場 追加供用
2011年 3月11日-東日本大震災の影響で施設破損が相次ぎ、4月8日まで休園。 4月9日より部分開園し、4月19日より一部を除き全面開園に戻る
2012年 5月-みはらしの丘、サイクリングコース、散策路 追加供用